実は面白い!12星座神話 ~蟹座~
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占いの時間です。スタッフBLOGへようこそ。
ご観覧いただき、ありがとうございます!
本日のテーマは、「12星座の神話」です。
12星座はなぜ、12星座となったのか…?
星座の中でも代表的な12星座になぜ選ばれたのか?
知らなくても生活に支障はありませんが、調べてみると実は凄く面白い…!
神話を知ることで、その星座の性質や特徴を知ることも出来ますよ♪
そんな12星座の神話たちを、一つずつご紹介しています。
今回は「蟹座」の神話です。
神々の王である、大神ゼウスには大勢の愛人が居たと言われています。
そしてその愛人の一人との間に、ヘラクレスという名の男の子が居ました。
そのヘラクレスもやがて大人になり、妻と子と幸せに暮らしていましたが、それを気に入らないのが、大神ゼウスの妻であるヘラです。
ヘラはヘラクレスを錯乱状態にさせ、ヘラクレス自らの手で、自分の妻と子を殺させてしまったのです。
我に返ったヘラクレスは、大いに悲しみ嘆きました。
そしてヘラクレスは、自分の妻と子を殺めてしまった罪を償うため、ティリュンス地方の王であるエウリステウスのもとへ訪れました。
エウリステウスはヘラクレスに12の試練を与え、その一つが、ヒドラという怪物を退治する試練でした。
ヒドラは8つの首を持つ大蛇であり、その首の1つは不死の能力を持っているので、ヘラクレスがいくら首を落としても次々に再生してしまいます。
一度諦めて身を引いたヘラクレスは、甥であるイオラオスに協力を仰ぎ、再びヒドラ退治に向かいます。
今度は、ヘラクレスが落としたヒドラの首をイオラオスが炎で焼くという作戦を行い、これによりヒドラは大きなダメージを受けました。
不死の力を持つ最後の1つの首には、大きな岩を投げつけ身動きを出来ないようにしました。
大蛇ヒドラには、蟹のカルキノスという友達がいました。
カルキノスはヒドラとヘラクレスの戦いを見ており、最初は優勢のヒドラを見て安心していましたが、ヒドラが身動きを取れなくされた事で、我慢ならず慌てて飛び出します。
蟹であるカルキノスは勇敢にもヘラクレスとイオラオスに立ち向かったのです。
しかし、カルキノスはヘラクレスにあっさりと足で踏みつぶされてしまいました。
大蛇ヒドラも、蟹カルキノスも無残な結果となってしまいましたが、一部始終を見ていたヘラはヒドラとカルキノスを哀れに思い、二匹を一緒に空へあげ星にしました。
このカルキノスが、12星座の蟹座となったのです。
蟹座は、明るくバイタリティのある性格だと言われています。
自分のことを顧みず勇敢に立ち向かったカルキノスの姿が、蟹座の性質を表しているのかもしれませんね。
次回は「獅子座」編です!
獅子座の性質はどんな神話から生まれたのでしょうか…😁
お楽しみに✨