実は面白い!12星座神話 ~牡羊座~
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占いの時間です。スタッフBLOGへようこそ。
ご観覧いただき、ありがとうございます!
本日のテーマは、「12星座の神話」です。
12星座占いは、誰もが子供の頃から当たり前のように身近に感じているものですよね。
だけど、12星座はなぜ、12星座となったのか…?
星座の中でも代表的な12星座に、なぜ選ばれたのか?
知らなくても生活に支障はありませんが、調べてみると実は凄く面白い…!
12星座の神話はそのようなお話です📖🌟
また、神話を知ることで、その星座の性質や特徴も知ることが出来ますよ♪
そんな12星座の神話たちを、一つずつご紹介していきたいと思います。
本日は、「牡羊座」の神話です。
※牡羊座の神話はいくつかありますので、その中でも最も有力だといわれている説をご紹介します。
テッサリアという国に、アタマス王と、雲の妖精ネペレーという王妃がいました。
二人の間には二人の子供に恵まれ、息子はプリクソス、娘はヘレと名付けられました。
しかし、アタマス王は、別の国の王女イノーとの政略結婚を企み、雲の妖精ネペレーを追い出してしまうのです。
アタマス王とイノーの間にも子供が二人恵まれ、イノーは前妻との子供であるプリクソスとヘレを嫌い、二人を殺してしまおうと密かに計画していました。
イノーはまず国中の作物を枯らし、国民の人々は凶作で飢えに苦しむようになりました。
国の大窮地です。
アタマス王は、黒幕がイノーであるとは全く気付かずに困り果て、大神ゼウスに神託を得るために祈りました。
そこでイノーは「プリクソスを生贄に捧げれば良い」という神のお告げがあったと、嘘のお告げ話しを神官に告げ、プリクソスは生贄に捧げられることになってしまったのです。
一方、国を追い出された後もプリクソスとヘレの安否を見守り続けてきた母ネペレーは、自分の子供の危機を知り、なんとか子供を助けようと、大神ゼウスへ助けを求めました。
すると、天を駆ける金毛の羊が使わされ、二人の兄妹は羊の背に乗り、テッサリア国から逃げ出すことが出来たのです。
金毛の羊は空を飛び、人の言葉を話せるスーパーパワーを持ったような羊です。
しかし、金毛の羊の空を駆けるスピードはあまりにも早く、なんと妹のヘレは途中で投げ出されてしまったのです。
妹の死に悲しみにくれながらも、プリクソスが辿り着いたのはコルキスという国。
事情を知ったコルキス国の王は、プリクソスを大切に匿ってくれました。
数年後、立派に成長したプリクソスは、コルキス国の王女と結婚をし、国を継いだのでした。
そして、大神ゼウスは金毛の羊の功績を称え、天に掲げたことから、牡羊座が誕生したのでした。
牡羊座は、 スピード重視でコントロールがあまり上手くありません。
また、積極的で好戦的な面を持っていますが、守りは弱いというところも、神話の金気の羊と共通し、牡羊座の性質に似ているのかもしれませんね。
次回は「牡牛座」編です!
牡牛座の性質はどんな神話から生まれたのでしょうか…😁
お楽しみに✨